デカルトの『方法序説』を雑に解説する【後編】

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デカルトさん、ごめんな。

前回は結構真面目にデカルトさんがいい感じのこと言ってるポイントを抜き出していってたけど、今回はあんまりモチベーションが高くないってゆうか、前半で完全燃焼してしまった感があるんで、雑に解説しよう。

 

四部「神の存在と人間の魂の存在を証明する論拠。」

デカルトさんが大活躍の四部だ。

この本のメインといってもいいだろう。

 

我思う故に我有り

彼はこういう。

ほんの少しでも疑いをかけうるものは全部、絶対的に誤りとして廃棄すべきであり、その後で、わたしの信念のなかに全く疑いえない何かが残るかどうかをみきわめねばならない。

この現実は夢なんじゃないかとか私は本当は存在しないんじゃないかとか、懐疑的になって、自分の存在なんて信じられなくなった!

でもちょっと待てよ?この疑っている自分は確かに存在するのでは?!

我思う故に我有り。

イェーイ!

まあ、噛み砕いて言えばこんな感じ。聞いたことあるよね。

「わたしは考える、ゆえにわたしは存在する」というこの心理は、懐疑論者たちのどんな途方もない想定といえども揺るがしえないほど堅固で確実なのを認め、この心理を、哲学の第一原理として、ためらうことなく受け入れられる、と判断した。

デカルトさん!
すごい自信満々やん。

「我思うゆえに我あり。」やろ?

流石にええセリフやと思いますわ。

でもちょっと気になることがある。

わたしは、それまで自分の精神のなかに入っていたすべては、夢の幻想と同じように真でないと仮定しよう、と決めた。しかしそのすぐ後で、次のことに気がついた。すなわち、このようにすべてを偽と考えようとする間も、そう考えているこのわたしは必然的に何者かでなければならない、と。

で言ってるみたいに、「もしもこの世界がただの夢の中だとしたら」なんて懐疑が生まれたとしても、自分は確かに存在していると言える。
でも、自分はどこに存在しているのかと考えると、あくまでも夢の中だろう。

現在Aと現在Bがあって、僕は夜に現在Aで眠りにつく。すると僕は現在Bでは生まれるところから人生が始まる。そして現在Bで僕が死ぬと、僕は現在Aで朝に目が覚めたことになる。

こういう風なことが起こっているのではないかと言っているのである。

そして次の日の夜には現在Cで人生を生きる夢を見て、次の日には現在Dで生きる夢を見るのだ。
この時、現在Bで僕はこんなことを言う。我思う故に我有り、と。
でも、朝起きて現在Aでは僕はこう言うのだ。私はただ、夢の中で思って、夢の中で存在していただけなのだ、と。

すると、この世界は単なるサブ現在で本物はまた違う世界なんだよーとか、そう言われても、確かにそうかもしれんとしか言いようがないような状態で、僕が現在Bでどれだけ思考したところで、それは現在Bでの存在しか保証してないんよなー。

だから、我思う故に我有りって意外と確かなことでもないのかもしれない。

ってそれが思ったこと。

今生きている現在の上に現在Aがあって、その上に現在αがあって…って続いていったところでさ、別に現在に対する虚無感は生まれないんですけどね。だから、そんな空想は実際どうでもいい話。

まあこの世界が夢でもそうでなくても、この世界を精一杯生きていこう。辛い思いしたくないし、幸せな思いしたいし。そんな感じで適当にこの話は終わろう。

神の存在証明

「神はいる!」
デカルトはそう言った。

「まあ、確かにそれはそうかもしれへんよ。でもな、イエスみたいな神がおるとは僕は思わへんで。」
僕はそう言った。

まず、デカルトは神の存在を証明したと言っているが、デカルトは神の存在を証明したわけではない。

と、僕は思う。

デカルトは神いるんちゃう?と言っているぐらいにしか聞こえないなあ。

「確実だ」とか「明らかに」とか「明証的に」とか言ってるけど、あんまりしっかりとした証明の部分が見当たらない…

もうこれはスルーでいいやw

気になる人は自分で読んでみて!

 

五部「デカルトが探求した自然学の諸問題の秩序。」

五部を読んだ時は、正直びっくりした。

だって、デカルトさんが血液の循環について解説してるんやけど、その方法が超斬新(?)やもん。

心臓に血が入り込んだら血がめちゃめちゃ熱くなって膨張して勢いよく流れ出す。

みたいなね。多分そんな感じで言ってはって、

いやいや、どんだけ心臓熱くならなあかんねんw

って感じでした。

今は、心臓の筋肉の収縮で血流が生まれてるって一般的には言われてるはずで、こっちの方が正しいんじゃないかって感じます。

まあ一概に否定するのもどうかなって思うんですけど、

つまり、もしかしたら心臓がめちゃめちゃ熱い説は正しいかもしれないとは思うんですけど、

ここでは、おいおいデカルトさん、むちゃくちゃやな!!

って言わせてもらいます。

 

六部「デカルトが自然の探求においてさらに先に進むために何が必要と考えているか。」

六部はね、印象が薄いんよね。

特に心に何も残らなかったというか…。

もういいや!飛ばそう。

 

まとめ

最後の方は結構雑やったかも。

でもね、デカルトさんはね、全体的に「明証的に」っていう言葉多いよ!

この本は正直そこまで良くなかったんやけど、

「我思う故に我有り。」

のセリフだけで、読んでよかったなってなりました。

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