雪江明彦著、『代数学1 群論入門』をやり終えた。
- 2017.05.15
- 数学
5月9日の3時間の勉強と、5月10日の2時間の勉強で、ついに群論入門は終わった。
今回は勉強時間をまめにブログで記録していたので、合計すると39時間15分の勉強時間となった。期間でいうと大体一月かかった。
実際には、電車や家でぼーっとしながら証明を読む時間や、数十分だけ手をつけたこともあったが、そういった時間は計算に入れてない。
よって、全体でかかった時間はおおよそ50時間といったところだろう。
そう僕は50時間の勉強に一ヶ月もかけたのだ。なんと効率の悪いこと。
言い訳として思いつくのは、勉強をするという習慣が、ここ数年で駆逐されかけていたこと、さらに、この一ヶ月数学だけをしていたわけではないこと、ぐらいだ。
ただ、もし僕が1日に8時間、数学ができていれば、この勉強は約一週間で終わっていた。そう考えたら、とても虚しい気持ちになる。
僕が1日に8時間も数学ができなかった理由は、それほど集中力が持たなかった以外に考えられない。
僕はどうしようもないほど怠け者なのだ。
こんな勉強に一ヶ月もかけていたら、一年でどれくらいの進化ができるだろうか。
圧倒的に勉強時間が足りない。
『代数学1 群論入門』を終えたので、次にやりたいことをリストアップしておく。
とりあえず、『代数学2 環と体とガロア理論』を終わらせる。勉強時間の記録はめんどくさいからやめる。最近は、勉強の習慣がある程度ついてきたので、勉強時間の記録にはめんどくささ以外の何も感じなくなった。
その次に、何をするかは考え中だ。
微積分の復習、位相の復習、代数学の応用、圏論、どれかをすることになると思う。
『代数学1 群論入門』に関していえば、僕はこの本に非常に満足している。
演習問題は、本文の定理に従うと解ける問題が多いので、定理の理解の助けになるし、定理の証明も詳しく書かれている。
高校時代、堅苦しい解析の本なんて読まずに、この群論入門を読んでいた方が良かったなと思うほどだ。
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