最高の暇つぶしをするために自分用のクイズゲームを作ってみた

最高の暇つぶしをするために自分用のクイズゲームを作ってみた
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みなさん、暇な時何してますか?
大人になるにつれ自分が本当にやらなければならないことは増えてきます。しかし、やらなければならないことが山積みなのにも関わらず、やりたくなくて暇になる。こういうこと、ありますよね?

これが悪いことなのか良いことなのかはわかりません。自分が一つのことに集中することが得意なら、暇なんて生み出さずに集中し続ければ良いと思いますが、何かを投げ出して暇になるからこそ見える価値観もあるように感じるからです。

ただ、僕は結構飽き性なので暇な時間はできてしまいます。それにも関わらず時間を無駄にはしたくないので生産的に暇つぶしをしたいと思うわけです。この記事では最高の暇つぶしを見つけようとする奮闘記をお楽しみください。

 

最高の暇つぶしとは何か

まず、最高の暇つぶしを見つける前に、暇つぶしにおける「最高」の定義から始めようかと思います。どのような暇つぶしを理想的だと思えるかということです。
この定義は人によります。ただただ笑えればいい。とか自分の知らない世界を知ることが出来ればいい。などがあると思います。

僕が理想だと思うのは、自分が賢くなることです。つまり何でも良いのですが、手軽に教養を身につけたり、手軽に何か雑学などを蓄えたい。そういう欲求です。
また、誰もが知り得るような教養ではなく、個性がある教養を身につけたいと思っています。

そんなこと知ってるんだ!みたいな意外な教養って持っていたらかっこいいじゃないですか。皆さんも王道ではない何か、無駄な何かを積極的に身につけていきましょう!

 

自分のための暇つぶしを考えてみる

理想の条件を定義したところ、僕はどうしても一つの答えしか浮かびませんでした。それは平方数を覚えるためのゲームで遊ぶということです。

計算を5倍速くする裏技集」でも解説しているように平方数は計算を高速に行う上でとても有用なばかりでなく、「美しい数の性質を見つける」上でも役に立ちます。そのため平方数を覚えることは僕にとってはとても重要な教養なのです。

時は遡り高校3年生の冬、受験を間近に控えた僕は暗記カードを購入していました。普通なら表に英単語、裏に日本語訳を書いたりするものです。
しかし僕は表に16から99を書き、裏にその平方数を書いていました。(15までの平方数なら完全に覚えている自信があったためです。)
暗記カードの凄いところは二つあります。表も裏も問題になりうるということとシャッフルできるということです。
こうして僕は平方数に関する直感を養うことに当時は成功していたのでした。

時は戻り現在、もう当時の平方数に関する直感は全て消え失せていました。
あの時の暗記カードもどこかに消えたので、僕はパソコン上でその暗記カードを再現することに挑戦しようと思いました。しかも今回の暗記カードは立方数や一般の累乗数などについての問題も含めることにしたのです。

これは本物の暗記カードではなかなか難しいことで、色々なモードを選択したり、シャッフルするのに手間がかからなかったりするのが便利です。

自分のために暇つぶしを作る

さて、ウェブサービスを作るのかアプリを作るのか色々考えられます。スマホでいじれるようにすることも考えたらアプリを作ってしまうのが良さそうでしたが、とりあえずはパソコンで動けば良いと思い、Pythonでソースコードを書いてCLIで遊べれば良いやと思いました。
ソースコードは公開するのでみんなもこちらのコードをPythonで実行すれば遊べます。

実際に遊んでみた。こんな感じ。

暗記カードが表からも裏からも進めるのを再現するために、モードを選択できるようにした。
また、細かい設定も最初に行う。

実際に遊んでみる。

暗記カードを意識しているので、いちいち答えを打ち込むというフローを省略した。エンターを押せば進むようにしたのだ。

問題は果てし無く続くので好きな時に終われる。飽きたら終わればいい。

出来栄えとしては、かなり満足している。これでこれからは最高の暇つぶしをできるぞー!!

 

最後に

これぐらいのクイズゲームなら簡単に作れるので、何か暗記したいものがある場合は自作してみるといいだろう。
作り方がわからないという人は、公開したコードのリストのところを自分でいじってみると、自分好みの暗記カードを作れるので、ぜひ試しあれ。

いやそれより、自分が何もしたくない時に何なら出来るのか、自分にとっての理想の暇つぶしは何かと考えることが重要だ。
そしてそれがもしも自分で作れるものだったら、自分で作ってしまおう!

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